Column / Piece

日本企業のアイテムを見てみよう

2026年9月21日·竹野·13 min read

企業物って響き、なんかじわじわ来ますよね。

そそられる理由って其々だと思います。

身近な企業が自分の体にいるとか その企業がなんか好きとか 新鮮だし集めてみようとか

古着屋に並んでいる企業物を見てうわっ最低だな‼とは思わないはずです。

どこか頬が緩んでしまうものです。

自分が知っている何かが、そこにいてくれるだけで安心します。

僅かではありますが集めてきた企業物と共に 少しばかり綴らせて頂きますね。

※ちょっと長くなりすぎたので今回は国産に絞ってお伝えします

いきなり個人的な話とはなりますが 私自身、やたらとHONDAのキャップを被っておりまして そのHONDAさんとの出会いを少しばかり。

ほんの数年前ですが、とあるフリーマーケットで お爺様が放り投げていたキャップをみて別に何も思わず素通りしたのですが

眼前に移る景色のどこかにHONDAの文字が 薄々と浮かぶんですね。

おかしいですね。何の変哲もないただのHONDAが ずっといるんですね。

まあ、くるっと歩みを戻して譲っていただきました。

振り返ってみてもよくわかりませんが、これが出会いってやつなのかもしれません。

シンパシーというか、脳内のいろんな情報とうまく接合したというか。

物凄く仲のいい友達との出逢い方って、あんま憶えてなくて そんな感じなのかもしれませんね。

企業物を置いているお店には バイクが好きだったり、好きな銘柄のブランドだったりと それを選ぶバイヤーさんの何かしらの背景があるかと思います。

個人的な買い物は何にも理由をつけず、いいと思ったら飛びつくのが性ですが 店に入れ込むとなると少し訳が変わってきます。

その中でも最も重要と考えているのが 海外企画または海外製の日本の企業ブランドです。

とはいえ、かっこいいかどうかが前提なので 納得がいくものは年に数着って所です。

輸入文化である古着は 当然ながら異国の文化や様式、アイテムを日本に落とし込んでいます。

歴史を紡ぐ仕事である以上 対世界で闘ってきた企業の痕跡にロマンを感じずにはいられません。

一定の企業ブランドがあるうえで、海外でも評価をされ 製品がつくられていくのだと個人的には解釈しています。

現状における古着と判断できるもので、かなりの比重を占めるのが HONDA , TOYOTA, SUZUKI, NISSAN, YAMAHAをはじめとする 自動車メーカーになるかと思います。

時々、航空会社のANAやJAL、Sapporoビール等の日本企業も見受けられますが 次点と考えてもいいでしょう。

というわけで僅かばかりではありますが 今回は国産企業に焦点を絞って、綴らせ頂きます。 なかなか語彙力が無くなりそうな予感がします。

1.80s HONDA International Racing Jacket (2024, 8/2)

日本企業のアイテムを見てみよう 写真1日本企業のアイテムを見てみよう 写真2日本企業のアイテムを見てみよう 写真3日本企業のアイテムを見てみよう 写真4

これは最高でした。思い入れが強すぎるレーシングです。 色々ありまして、見つけた当時は煤(スス)まみれでした。 何度も何度もメンテナンスをした愛着が詰まったジャケットです。 物理的な退廃は勿論の事、思い入れ込みで物凄く迫力のあるアイテムだった事を 記憶しています。どこかで元気にしていてくれると嬉しいです。

2.90s Nissan Marine Official Stand Collar Blouson (2026 , 8/12)

日本企業のアイテムを見てみよう 写真1日本企業のアイテムを見てみよう 写真2日本企業のアイテムを見てみよう 写真3日本企業のアイテムを見てみよう 写真4日本企業のアイテムを見てみよう 写真5

2016年をもって撤退が決まったモーターボート事業のオフィシャルアイテム。 当店スタッフの倉金がスタイリング、撮影を行ったのですが これは写真に全てが詰まっています。かなり痺れます。

横浜発の日産による、船舶事業のアイテムに組み合わせるのは セーラーハットにセーラーパンツ。ダメ押しの背景レンガ。 やりすぎです。露骨です。むっちゃいいです。今見ても痺れます。

3.90s YAMAHA Virago Swing Top Jacket (2026 , 8/14)

日本企業のアイテムを見てみよう 写真1日本企業のアイテムを見てみよう 写真2

Viragoと共に旅をしていた女性が自身のジャケットに刺繡をしたタイプのアイテム。 アメリカ全土をViragoと共に駆け巡る予定だったと思うのですが 多分、乗り換えちゃいましたね。これは。

4.90s Canon Stand Collar Blouson (2026 , 5/15)

日本企業のアイテムを見てみよう 写真1日本企業のアイテムを見てみよう 写真2

4.90s Canon Stand Collar Blouson (2026 , 5/15)

お次はカメラです。全員Nikonを使っているので これは、背信かもしれません。

5.60s Nikon Leather Camera Bag (2026 , 4/29)

日本企業のアイテムを見てみよう 写真1日本企業のアイテムを見てみよう 写真2日本企業のアイテムを見てみよう 写真3日本企業のアイテムを見てみよう 写真4

我らがNikonのかなり古いカメラバッグ。 フルレザーの上に掠れNIkonが最高でした。 日本らしいともいえるソリッドな形に僅かな主張。 こんなにも格好良いカメラバッグがこの先あるのかどうか少し不安にもなります。

6.70s Roebuck SUZUKI×YAMAHA Denim Jacket (2025 , 8/9)

日本企業のアイテムを見てみよう 写真1日本企業のアイテムを見てみよう 写真2日本企業のアイテムを見てみよう 写真3日本企業のアイテムを見てみよう 写真4

最後にご紹介するのはこの無茶苦茶なデニム。 直接的な協力関係はなく、寧ろライバルですね。 両方の車両を自由に集め、愛でて、服にも乗せて 誰かが手を加えなければ成立しないドリームアイテムです。

というわけで 今回は国産企業のアイテムをご紹介致しました。

有難いことに今回紹介させていただいたアイテムは全て 私たちの手元を飛び立ち、お客様の懐へと収まったことでしょう。

見つけたとき、本当に嬉しいんです。

この喜びをより多く何回も共有できるように 歴史を紡いできた日本企業のアイテムをこれからも集めてまいります。

今回は長々となりましたが 最後までご覧頂きありがとうございました。

竹野